ケンブリッジ英語検定事務局

合格体験記

合格者からの検定体験記です。
対策勉強方法などとても参考になりますので是非ご覧頂ければと存じます。

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CPE合格体験記(2011年6月検定)     女性 45歳

【背景】
高校卒業後 1年間、20代前半の時に2年間イギリスに語学留学しました。昨秋まで英会話学校の講師をしておりました。実は20数年前の語学留学時代に CPEに一度合格しており、今回は2度目の合格を目指しての独学での勉強と受験となりました。【教材と勉強法】数年前の物ですが教材用に買っておいたCambridge University Pressの“OBJECTIVE~ Proficiency “のWorkbook と“Past Papers 5”+CD を使いました。Workbookでは テスト全体の問題傾向が分かり役に立ちました。Past Papersでは毎回タイマーを使い、実際の制限時間より15~20分短めに設定しその時間内で終われるよう練習しました。テスト用の勉強は以上ですが、後は普段やっている事を続けていきました。以下 普段自分が行っている事を書いておきます。
【Listening】
インターネットのBBC World Serviceのニュースを見ています。「経済、環境、科学 etc」など色々な分野のニュースが見られるのでボキャブラリーの練習になります。同じくBBCのラジオもよく聞きます。テレビの二カ国語放送でイギリス英語の番組があったら見ます。 DVD、CD(小説まるまる一冊を俳優などが 読んで録音したもの。イギリスで購入。)、動画サイトもよく見ます。毎日これら全部をやるわけではありません。もともとイギリス英語の発音が大好きで、つい恋しくなって以上を利用して 懐かしい発音に触れている、といった感じです。聞くついでにシャドーイングをするのが癖になりました。CPEではあえてスコットランド、ウェールズや移民系の発音も取り入れているようです。普段から色々な人の発音に慣れるためにも沢山聞くことをお勧めします。
【Reading】
本を読むことが好きで、洋書はとにかくよく読んでいます。通勤や、待ち時間などを利用。ネットでイギリスの新聞の記事もよくチェックします。【Speaking】仕事では使っていましたが、仕事を辞めて半年以上経ってからのテストだったので、タイマーで計りながら自分の意見をいう練習をしました。お恥ずかしい図ですが、お風呂、犬の散歩、トイレなど、ひとりの時はよく英語で喋っています。インタビューではそのトピックに適切な単語が使えているか平坦な言い方だけになっていないか注意して喋りました。
【Writing】
個人的に一番苦手な分野で、とにかく書かなければ上達できない、と思います。 article,proposal,review letter,などのスタイルに慣れるため、イギリスの新聞やネットから実際のreview などを 真似して書いたりしました。元々 洋書を読んだ時(この表現は英語ならではだなぁ)などと感動した文章やチャプターをそっくりノートに書き溜めていたので、これは自分の文章を作る時に役に立ったと思います。
【反省】
実はwritingで大失敗をしてしまいました。1本目の作文の後、2本目のトピックを選ぶ際に迷いすぎて、途中で考えがまとまらなくなり、急に別のトピックに切り替えたので時間をかなりロスしてしまいました。結果、時間が足らなくなり慌てて書いたので内容も不満足な物で字数も大幅に足らなくなり、writingのスコアはかなり全体の足を引っ張る結果となってしまいました。「課題図書を勉強した方が ある程度準備が出来るし、気持ち的にも楽だよ」と昔イギリス人の先生にアドバイスされた事を今さらですが思い出しました。人にもよりますが、作文が苦手で、あんなに迷ってしまうのであれば私の場合は 課題図書を準備すべきだったかな、と思いました。
【最後に】
20数年前にCPEに合格した時は 就職するときに有利に働いたと思います。今回の合格は前から勉強したかったイギリスの大学のdistance learningに申し込む際に、使います。そしてこれからの転職にも役に立ってくれることと思っています。私の年齢でもまだまだCPEを取ることが出来ますから、特に若い受験者の方たちは自信をもって CPEにチャレンジしていってください!

 

CAE合格体験記     S.Lさん 女性

2011年3月11日、震災当日、CAEを初受験しました。
準備不足・実力不足のため、ギリギリでの合格でしたが、それでもなんとか合格に至りホッとしています。併せて、先月(2011年5月)受験したTOEICでトップスコア=990を獲得することができ、2倍の達成感を噛みしめているところです。
さて、肝心のCAE勉強法ですが、私は2年ほど前からBritish Councilのケンブリッジ英検受験対策クラスを受講しました。
普通の会話クラスとは違って、モチベーションの高い方々が多く、刺激を受け大変励みなりました。クラスでは、通常のテキスト(クラスで使用していたテキストは、LongmanのAdvanced Expert CAE Coursebook)に加え、生徒同士でのSpeaking exerciseや、ゲーム形式でのUse of Englishに役立つVocabularyやExpressionの習得、その他過去問のプリントなどで授業を行っていました。
Writingは、ほぼ毎週宿題が出て、実際の試験で出題される種々のフォーマットに対応できるようになりました。しかし、やはりクラスでの練習問題等は補助的なものに過ぎず、結局は日々自分自身でコツコツと勉強するのが一番の近道と言うことを実感しました。そこで、自分なりに実践したことを以下に記します。
<Reading>
試験結果では一番評価が悪く、読解力不足を痛感しましたが、日頃から新聞や雑誌等を読む習慣をつけるのがいいと思います。試験本番は時間との戦いなので、時間を意識する、Skim & Scanする、Key wordを見つけて全体の意味を把握する、等がいいと思います。
<Writing>
WritingのみA評価(Exceptional)でした。Readingが悪かった分、Writingの評価に救われました。Writingは、結局ひたすら書く練習!しかありません。どのFormatが出題されても対応できるようにしておくこと、試験本番は構想を練る時間、文字数をカウントする時間等が惜しいため、練習時にも時間を計り、「だいたいこのくらいでこれくらいの文字数」というのがわかるまでひたすら練習することをお勧めします。あと、こなれた文章を書くスキルを身につける近道は、Sophisticateされた文章に接し、それを真似してみることだと思います。
<Use of English>
自分では一番自信のあったパートでしたが、評価はGoodどまりでした。Use of Englishを制覇するためには、やはりVocabularyを増やすしかないと思います。ただし、闇雲に単語を覚えてるだけでは足りないので、例えば、分からない単語が出てきた場合、Synonym, Antonymを調べる、派生語も意識する等がいいと思います。例えば、「Agree」の場合、「Agreeable」、「Abreeably」、「Agreement」、「Disagree」、「Accord」、「Come to terms」・・・といった感じでしょうか。それから、これらの単語を実際に使って、文章を作ってみる、その文章をParaphraseしてみる等。これでかなり表現力が高まり、Part 3 & Part 4にも充分対応できる実力が身につくはずです。
<Listening>
Listening対策として、毎日インターネットでBBC Radio 4を流しっぱなしにしています。番組がバラエティに富んでいるので、楽しめる上に勉強にも役に立ちます。以前は、ただ聞き流すだけでしたが、試験日が近づいてからは、特にDebateなどは意識して聴くようにして、耳に引っかかる単語や表現をメモして、後から調べ、その単語なり表現なりを実際に自分のWritingの練習で使うようにしました。英国人が好む表現などはやはり頻繁に出てくるので、それを意識して使ったのがA評価につながったのではないかと思っています。<Speaking>なかなかひとりでは練習するのが大変なパートなので、私は昔のクラスメートと一緒にStudy Groupを作って、週末に練習をしました。しかし、日頃から、自分の意見をすぐに発言できるようにしておくことは重要です。こちらも、時間を計り、試験に出題されそうな絵や写真を使って意見をまとめるとよいでしょう。 最後になりますが、日頃から、本番の試験を意識して時間を計って練習する、過去問でテスト形式に慣れておくのがいいと思います。私は次のCPE合格に向けて準備を始めたところです。みなさんも頑張ってください。 ; 

 

FCE合格体験記     S.Yさん 男性 33歳

FCE合格について
はじめに自分の成績はgrade Cで、63点でした。
自分がやってきたことはそんな大した事ではありません。
ただひたすら映画を観ました。同じ映画を何十回と意味もわからないまま観てどこでだれが何を言うかがわかるまで観ただけです。
自分が英語の勉強を始めようと思ってから結果8年くらいかかってしまいましたがあまり詰め込みとか、狂うような思いはしたくなかったので毎日仕事から帰ってくると、パソコンで同じ映画を観ていました。スクールなどにも通った経験もあります。
特に書いて覚えるなんてことはしませんでした。だんだん頭に入ってきます。
スクールなどで「こういう状況でこんな事を映画の中で言っていたな」なんて事をそのまま言って「何言ってんの?」みたいな顔をされた事もありました。ですので読み書きはあまり上手ではありません。難しい単語は「?」です。
そんなことをしていると、英語の構造なんて事が頭に入ってくるので落ちを最後に持ってくるようにジョークを作れたりできるようになります。
資格を取らずにワーキングホリデーでアイルランドにまで行けるくらいの会話はできるようにはなります。行った当初は話せる話題がさすがに限られていましたが、徐々に慣れます。
最近は聞く教材が巷に溢れているようですね。いい事だと思います。
映画はさらにその中で、話者の表情や、状況などの情報がすぐにわかるので使える教材と言えるのではないでしょうか。  

 

CPE合格体験記     S. Nさん(Female, 26 years old at the time of the exam)

Tips for preparing and taking the CPE exam

The most important thing is that you find your ideal way of learning. Since everyone learns differently some of the following methods might suit you and some might not.

Preparation:
- Only use an English – English dictionary, e.g. Cambridge Advanced Learner’s Dictionary (with CD-Rom)
- Besides studying English in an English speaking country the best way to prepare for the CPE exam is probably taking a CPE course, but unfortunately they are rare in Japan. If there are no CPE courses available in your area it might be wise to consider taking writing and conversational courses because I think it is quite difficult to prepare for the writing and speaking tasks just by yourself.
- If you are studying by yourself choose your learning material well and do not use too many books because that might confuse you rather than help. Use a good grammar book (e.g. Cambridge Grammar for CAE and Proficiency with answers), a self-study students book (e.g. Cambridge Objective proficiency self-study student’s book) and practice with some former examination papers (e.g. 5 CPE Examination Papers with answers). These books are also suitable to prepare for the listening exam since they come with audio CD’s.
- Try to talk in English as much as possible every day, ideally to a native English speaker.
- Listen to English music whenever you can.
- Watch movies in English without using subtitles. If you use subtitles only use the English ones.
- Read many books, newspapers, magazines and so on in English instead of reading them in your native language.

Exam:
- If a task does not go well, do not panic because the exam consists of five tasks. It is not over until you have completed all five of them.
- I found that a basic knowledge in a variety of fields can be helpful especially for the reading exam. It helps you to understand the texts much better.

Good luck with the exam!

 

CPE合格体験記     TAさん(男性)

2010年3月6日に東京でケンブリッジ英検CPEを受験し、61点(grade C)で合格していました。各項目の評価は以下の通りでした。
・Reading Borderline
・Writing、English in Use、Speaking : between Good and Borderline
・Listening between Weak and Borderline

<背景と英語力>
私は帰国子女ではなく30歳までは日本で暮らしておりましたが、その間に大学を出た後独学で英語を勉強しました。大学時代は英語サークルESSに参加しておりましたが、引退直後にTOEICを受けても790点しかなく(CPEの1週間後に受けたTOEICはListeningの調子が悪く915点とこれまたふるいませんでしたが)、スピーチ大会などで入賞することも無く、上層部の役職である所謂「四役」になることもありませんでした。寧ろ大学を出てから独学で勉強した伸びのほうが大きいように思います。英検1級には2006年に合格することが出来ました。その後2006年の秋に仕事の都合で外国に引っ越し、2008年の3月に外国で受験してCAEにC合格しました。その後も日本に帰国してからも英語の勉強を続けましたが、CAEに受かった2年後にCPEにC合格しました。

<各セクションの感想>
・Reading: では特にCAEもCPEも文章の並べ替えが今でも難しいと思っています。だいたいこの位置だろうということは分かっても、どのブランクに選択肢が入るのかの決定的な根拠を見つけるのが困難でした。その他の選択式でも、どれが正解なのか絞りにくく感じることが有ります。
・Writing: これは特に難しく感じたことは無く、CAEもCPEもgoodとborderlineの間には達することが出来ました。時間も30分で300語以上書かなければならないTOEIC S/WやTOEFLに比べればはるかにゆったりしていますが、ボールペンで清書しなければならないのでその為に時間をとられる、及び手書きで語数を数えなければならない厄介さがあります。
・English in use: これも比較的高得点を取りやすいセクションだと思いました。CAEもCPEも3つの文章に当て嵌まる基本語彙の問題がありますが、必ずしも易しくはないのですが、植田一三先生の書籍で強調されているように、基本語彙の多義性について知ることが重要だと思いました。
・Listening: 二度聞きで3択の問題も多く、一見TOEICなどよりぬるく見えますが、解いてみれば選択肢を絞り込むのが難しいと感じました。実際空欄を単語で埋める問題のほうが択一式より易しく感じたくらいです。
・Speaking: 1分間か2分間、ショートスピーチをする問題が有りますが、こういうときは英検1級の2次試験のためにスピーチの練習をしたことが生きてきたと思います。確かに質問に答えることは出来ますが、今でも自分の発音などに自信はありません。

<テストを終えて>
2008年3月にCAEにC合格してから2年経ちましたが、CAEのC合格のときからあまり進歩したとも感じられないし、CAEの問題を今解いても正答率が上がったわけでもないのに、まさか今回CPEに合格するとは思いませんでした。英検1級は10回2次試験で落ちて苦戦しての合格だったのに対し、2年前のCAEも今回のCPEも何れも一発で合格してしまい、拍子抜けした感じがありました。CPEの基準に以下のようなことが書いてありましたが、それだけの発音が出来ている自信も今でもありません。
・CPE採点項目
* Rarely produces inaccuracies and inappropriacies.
* Pronunciation is easily understood and prosodic features are used effectively; many features, including pausing and hesitation, are 'native-like'.

ケンブリッジ英検にはwritingやspeakingなど多様なセクションが有るから大変だという意見もありますが、私はそうではないと思います。逆にreadingとlisteningのそれも択一式しかない試験でもTOEICで990点をとったりG-TELPでlevel1を取ったりすることも大変なことです。寧ろ「ひたむきに正しく努力すれば、TOEIC 700、TOEFL 200、および英検準1級合格が同時に訪れ、TOEIC 900、TOEFL250、および英検1級に同時に到達できるのです」というほうが正しいと思います。とはいうものの私の場合はケンブリッジ英検CPEという資格、それも生涯有効の資格を、偶然に分不相応な形で取ってしまったのではないかとも思ったりもします。

 

FCE合格体験記     SAさん(男性 )

 

2009年12月にFCEを受験し、合格(C判定)しました。

(受験のきっかけ)
2008年5月から2009年5月まで、ワーキングホリデービザでニュージーランドに滞在し、初めに通っていた英語学校で偶然、試験対策のクラスに入れてもらった時に、ケンブリッジ英語検定のことを知りました。世界中で最も認知されている英語検定であること、一度取得すればその後ずっと使える英語力の証明になることを魅力に感じ、ニュージーランドで働き、生活しながら向上した自分の英語の力を証明するものが欲しいと思ったことが、受験の動機です。

(試験勉強)
ケンブリッジ英語検定では、ある程度試験問題に慣れていないと実力を発揮することが難しいと感じました。試験時間も長いため、試験対策として本番と同じように問題を解く練習をするべきだと思います。過去問題のプリントを日本に持ち帰ったので、レッスンを思い出しながら問題を解き直したことは効果的でした。
それに加えて、特に私はリスニング問題の重要な点を把握する練習と、文章を早く読む練習が必要であると感じていたので、試験が近付くと英語字幕での映画や音楽の鑑賞、興味のある英語の本の朗読に力を入れました。発音・抑揚・リズム・感情・区切りなどに注意を払い、喋ることによって英語の使い方を身につける感覚が得られるので、朗読は私のお気に入りのトレーニング方法の一つです。
また、英語を書くことにも十分慣れておく必要があります。私の場合はニュージーランドでの日記の添削指導、日々のEメール作成、Covering Letterの作成等によって書く力が養われました。

(終わりに)
ケンブリッジ英語検定では、読む・書く・話す・聞く・使うと総合的な英語の能力が求められるので簡単ではありませんが、その分合格のために本当の英語の力がつくと思います。英語が母国語でない人の英語の能力の証明として、最高で良質な検定であることが確かだと思うので、日本でもっと広まって欲しいと思います。
今回の合格を励みにしてより英語の能力を高め、遠くない将来にその力を役立てられる場を見つけたいと考えています。

 

CAE合格体験記     ASさん(女性26歳 )

  2009年12月にCAEを受験し、先日無事合格の知らせをいただきました。合格体験記を書かせていただけるということですので、これから受験されるみなさんに少しでもお役に立てばと思います。

<FCE受験からのスタート>
私は2007年10月から2009年10月まで、イギリスの地方大学に留学していました。専攻は音楽ですが、エッセイや小論文を書く機会も多く、日本で英語をある程度学習していったにもかかわらず、つまずくことの連続でした。しかし、まわりにもほとんど留学生がいませんでしたから、イギリス人ばかりに囲まれていた環境で、自然に自分の英語力が伸びていくのを感じました。
留学して1年ほどたったとき、自分の上達した英語を資格としてきちんと証明したいと思い、ケンブリッジ英語検定のFCEを受験することに決めました。ListeningとSpeakingは1年間のイギリス生活で自然に身に付き、Writingも大学でのエッセイから英文を書くことを学んでいましたから、事前に少しテストの形式を勉強し、無事合格することができました。

<1年後CAE受験へ>
留学2年目にCAEを受験してみようと思い、ケンブリッジ英語検定学習用の問題集を買ってみました。しかし、FCEのときとは違い、Readingは文章の内容が把握できません。文法も、日常生活ではほとんど使わない書き言葉的な要素が強く、まったく歯が立ちませんでした。音楽をやりながら、ただイギリスで生活していただけだった私は、恥ずかしいながらアカデミックな内容の英文に触れることはおろか、英語で書かれた本すら読んでいませんでした。FCEの内容が、生活の中から学んでいける英語で構成されていたのに対し、CAEは、その基礎の上で、専門的に英語を勉強しなければならないのだと感じました。

<勉強法>
私が一番力を入れたのはReadingです。試験までの数カ月ほどは、英語の小説と新聞を毎日読み、ニュースをかかさず聞くようにしました。また単語力増加に重点を置いた問題集を何度も繰り返し解きました。この問題集は、新聞や評論、また小説等に用いられる単語を勉強するためのもので、Reading対策としてとても役に立ちました。小説では、分からなくても辞書を使わずに内容を把握するトレーニングをしました。このほか、Readingはさまざまな分野から出題されることを考慮して、英字新聞のあらゆる記事を読むよう心がけました。

他の4科目は、Longman社から出されている、CDつきのケンブリッジ英語検定用問題集で勉強しました。6回分の問題が掲載されているだけでなく、最初の3回分は問題を解くうえでのポイントが書かれており、とても助けになりました。特にWritingは、独学で勉強していたので、何に気をつけて文章を書けばいいのかを知ることができました。

<受験前のトレーニング>
長時間の試験ですので、とにかく集中力を持続させることが一番大切だと思います。FCEのときもそうでしたが、4番目のListeningのときには疲れてしまっていて、きちんと集中して聞けないということが起こりました。ですので、日頃から試験と同じ時間を計って問題を解く練習をするのは大切だと思います。
Readingに関して、私は自分が一番解きやすい順番で、各問題に時間配分をして解いていくようにしました。これも試験前に何度も模擬問題を解いて、自分の読解力がどのようなものかを知るようにしたのです。
Listeningは自分のペースを掴むようにし、分かる・分からないにかかわらず、「質問文を見てキーワードにチェック、問題を聞き、答える」という風にし、ペースが乱れて次の問題に支障が出るということがないように気をつけました。また、CAEの勉強を始めたころは、FCEの教材で自分のペースをきちんと掴む練習をし、そのうえでCAEの勉強に移りました。

<テストを終えて>
ケンブリッジ英語検定は、英語におけるあらゆる面がテストされており、その分勉強は大変ですが、そこから自分の英語力が進歩していくのを感じられるテストだと思います。私も勉強を始めたころは、受かるか受からないかというレベルだったのですが、自分の弱点を強化しながら勉強していくなかで、試験のためだけではなく、自分自身の英語を本当の意味で上達させることができました。今後は、この資格をもとにヨーロッパでの就職活動、そしてCPE受験への勉強を始めていきたいと思っています。

 

CPE CAE合格体験記     SYさん(女性33歳千葉県在住)

2009年にCAE(3月)とCPE(6月)を受験し、幸運にも両方合格することができました(CAEはA判定、CPEはB判定)。今後の受験生の助けに少しでもなれるよう、合格体験記を記しておきたいと思います。

CAEというとかなりのadvancedなレベル、CPEというと「ノンネイティブの受験可能な最も難しい英語検定」で、CPE合格者は「教養あるネイティブと同程度の英語力を有する」と一般的に言われるので、ケンブリッジ英検に向けた勉強を相当積んだのではないかと思われると思います。ですが、特別対策を取ることもなく、自身の感想としては割と楽に、試験を楽しみながら合格することができました。受験テクニックや対策方法を綴ることも一つの方法でしょうが、自分自身の背景や英語力、受験動機、(簡単な)勉強方法、将来への活かし方など記すのもおおいに参考になるものと思いますので、これらの項目を中心に以下、記していきます。

< 背景や英語力 >

親の仕事の関係で子供時代に6年間、イギリスとアメリカに住み、9歳(小学4年生)のときに帰国しました。基礎的な英語力は海外経験を基盤にこのときまでにほぼ身につけ、高校一年(15歳)のときに英検1級と国連英検A級に合格しました。また高校生のときにTOEFLで653点を取得しました。9歳のときに帰国して以来20年以上経ちますが、その後渡米したのは10年以上前の一回の旅行だけで、ずっと日本で過ごしてきました。大学、就職ももちろん日本で、海外経験は基本的に幼少期の6年間以外にありません。

英語を磨こうと意識していなかったかというと、そうではなく、ずっと英語力を維持しようと努力してきました。中学高校は6年間ネイティブによる英語の授業を受けましたし、(英語以外の)専門を磨いた大学学部時代は英語サークルESSに参加、大学院(修士課程)ではアメリカ法を勉強し、英語の論文を沢山読みながら勉強しました。大学時代、当時30年以上の伝統を誇っていた高松宮杯争奪全国学生英語弁論コンクールで準優勝しましたし、5年くらい前に受けたTOEICでも975点を取得し、今も英語力を維持し続けいています。

< 受験動機 >

現在は、渉外法律事務所で、契約書などの法律文書の和英・英和の翻訳を行う仕事に就いています。大抵の英語検定は取得済みで、もう特に何も受験するものがないと思っていたところ、同じ法律事務所にCPE合格者の弁護士秘書が入所してきました。彼女は帰国子女でもなく、英語とは無関係な大学学部を卒業後、一旦仕事についてから、イギリスに語学留学して何年もかけながらケンブリッジ英検の勉強をし、ついにCPEを取得したということでした。実は私も高校一年のときにFCEだけは取得していたのですが、彼女に刺激され、もう一度ケンブリッジ英検を受けてみようという気持ちになりました。そこで2009年3月にCAEを受験し、合否発表を待たずに6月のCPEの受験申込期限が迫るなか、CAEの合格を確信し、CPEを受験申込しました。

< 勉強方法 >

CAEもCPEも、同じ勉強方法を取りました。丸善で、過去問を掲載した問題集(ケンブリッジ大学出版)を買ってきて、何年か分をやり、試験の特徴をつかみました。また、リスニングだけは問題集を買っても分からないので、過去問を記録したCDを買い、何年か分か聞きました。問題集やCDは、日本に在庫がなく、イギリスから取り寄せる場合もありました。ライティングについては、CAEは一般的な例題を自分で練習した程度でしたが、CPEを受験するに当たっては、課題図書を2冊とも読み、各章ごとにストーリーをノートにまとめていき、ストーリーの内容が頭に入るようにしました。受験直前はこのノートを読み、試験当日にも休み時間に読んだりして記憶に残るようにしました。もちろん、CPEのライティングの選択問題では、課題図書の出題を選びました。過去問問題集は一冊およそ3000円、CDは2枚組でおよそ6000円です。ケンブリッジ英検は良問ばかりなので、楽しみながら過去問を解くことができましたし、試験当日も大変楽しめて、面接でも試験官とのダイアローグを大変楽しめました。

< 将来への活かし方、最後に >

すでに希望どおり英語を扱う仕事に就いている今、ケンブリッジ英検を取ったところで劇的なステップアップにはならないのかもしれません。ですが、今、5つ目の英語資格を取得することによって、自分の英語力のレベルについて、改めて維持できているという確認ができ、自信につながりました。高い英語力がありながらもケンブリッジ英検を受験していないのは勿体ないとも思います。ケンブリッジ英検は、英検(1級)、TOEFL(653点)、TOEIC(975点)、国連英検(A級)も取得済みの身の感想としては、これら他の英語試験と比べても、出題元が本場イギリスのケンブリッジ大学の付属機関ということもあり、本物の英語力を問う大変良質な試験内容だと感じています。リーディング、ライティング、文法、スピーキング、ヒアリング、と英語のありとあらゆる面の能力が問われるのも確かな能力の証拠となります。ケンブリッジ英検は他の多くの英語試験とは違い、一度取ると生涯有効です。また、英検やTOEICは日本では認知度が高いですが、ケンブリッジ英検は国際的に(特にイギリスをはじめ欧州で)認知度が高く、逆に英検やTOEICは、国際的認知度は高くありません。外資系企業や海外で働きたい場合、海外留学したい場合にケンブリッジ英検はとても有用です。ケンブリッジ英検の受験会場では、他の受験者には、英語教師、外資系企業社員、大学院留学をめざす学生などがいました。ケンブリッジ英検は、大変良問にも関わらず日本での受験者が少ないのが残念です。英語や国際的な仕事に就きたい人、就いている人など、他の英語検定も良いですが、本格的な英語力が問われるケンブリッジ英検の資格を取得することによって、自分の能力の証明とし、さらに自分のレベルを高めてみてはいかがでしょうか?


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