今、日本でグローバル人材の育成を急務と考える企業は少なくありません。日本全体が構造的な問題に陥っており、それを打開するには日本のさらなるグローバル化が必要だと考える人も多いでしょう。しかし、グローバル人材が必要な理由を体系的に理解し、その上でどのようにグローバル人材を育成すればよいかが分かっている企業はむしろ少ないでしょう。
当研修プログラムは、1990年に日米事業支援を目的に北米で設立されて以来、20年以上に渡って様々な日米案件に取組み、失敗も成功も含めて多くの事例に直接触れ、経験してきたGlobal Vision Technology社との提携による本格的なグローバル人材育成研修です。日本企業がなぜグローバル化で苦戦するのかを体系的に整理し、解析し、それに対処する具体的な実践研修を提供しているという点で他社と大きく異なります。
世界が米国をハブに密に繋がった「ネットワーク型の水平統合」を進める中、日本だけが取り残されたような恰好になっているのが実情です。日本企業にはいわゆるタテ型構造がまだ根強く残っており、それが両刃の剣のようになって邪魔をしているためです。この状況を打開するにはシリコンバレーのような「イノベーション生態系」のインサイダーとなるべき日本人を一人でも多く育成することが急務です。
具体的には、多くの日本人が抱える「言葉の壁」と「ネットワークの壁」をクリヤーするための画期的なトレーニングが必要です。ここで言う「言葉の壁」は、これまでの日本の英語教育では越えられない壁を指します。また、「ネットワークの壁」は、タテ社会の商習慣が強いゆえにヨコ方向につながるネットワークに入れない問題を意味しています。これらの日本人固有の「二つの壁」を乗り越えることが当研修の目的です。
■東京研修：6ヶ月間
○ビジネス英語トレーニング(BET)
ケンブリッジ英検BULATSを評価軸として活用し、参加者の英語力を的確に把握しつつ、半年間の集中英語研修により、ビジネス英語の基礎を固めます。
○ビジネススキルトレーニング(BST)
BETにより育成された英語力を駆使しつつ、会議やプレゼンテーション等の実際的な設定場面で英語をツールとしてビジネスコミュニケーション力の向上を図ります。
○グローバルビジョントレーニング(GVT)
国際的人脈ネットワーク構築の必要性やビジネス・カルチャーを踏まえたコミュニケーション術、プレゼンテーションやネゴーシエーション術等を異文化理解をサブテーマとしつつ、習得していきます。
■シリコンバレー研修：数週間～1年間
本当にグローバル人材になるためには、実際に海外に出て体験し、「知識」を「スキル」レベルまで高める海外研修が必要です。シリコンバレー研修では、1週間程度の視察から1年単位のインターンシップやフェローシップまで、幅広い内容の海外研修プログラムを提供しています。
○シリコンバレー視察研修
○30日グローバル化体験コース
○180日グローバル化プログラム
○海外調査・ネットワーキング研修
○海外事業開発研修
研修内容は、各企業様のグローバル化への計画に従ってカスタマイズできますので、詳細は当社までお問合せください。
Global Vision Technology, Inc. CEO
Global Vision Ventures, Inc., Chairman
株式会社グローバルビジョンテクノロジー代表取締役会長
【経歴】
1956年東京都生まれ。79年群馬大学工学部卒業と同時に渡米。カリフォルニア州立大学サンディエゴ校電子工学科修士号取得後、米国企業での勤務を経て独立。1990 年Global Vision Technologyを米国シリコンバレーに設立。日米技術の架け橋としてのコンサルティング業務やベンチャーキャピタル業務を行う。主に上場ベンチャー企業をクライアントとし、数々の事業提携、投資、M&Aなどを通じて日米事業を支援している。また、2003年に日本法人を設立し、「日本人技術者を世界で活躍させる」事業をスタート。バイリンガル技術者を育成し、日本の外資系企業や在米日系企業などにエンジニアリングサービスを提供。サービス実績として、ボーイング、IBM、北米トヨタ、その他の大手在米日系企業で多数のプロジェクトがある。
2011年には日本企業の海外事業支援を目的に Global Vision Venturesを米国ピッツバーグに設立。主に日米間の事業開発に関する調査やコンサルティングを行うとともに、実習研修のコーチングを通してグローバル人材を育成する事業を開始。現在、日米120人体制でシリコンバレー、ピッツバーグ、デトロイト、オハイオ、東京の５カ所に拠点を構える。
